私は、ボストンの語学学校で勉強をしていた当初、スピーキングの授業で、全く会話についていくことができませんでした。スピーキングの授業にも関わらず、一方的に聞いているだけのような感じでした。一方、ブラジルやアルゼンチンなどの南米から来た留学生のクラスメイト達は、同じレベルに属しているにも関わらず、凄い勢いで楽しそうに英語を話している様に思えました。
授業が終わった後で、私は、彼等の様に英語が話せないので、クラスのレベルを1つ下げたいと語学学校の先生にリクエストしました。そしたら、その先生は、私の英語のレベルが南米の留学生よりも低いことはないとのことでした。
確かに、南米の生徒達は、話すことは私よりもできますが、彼等は、英語でのリスニングが出来なかったりするとのことです。また、英語の文法も誤っているので、アメリカ人が理解しようとしてもできないと言います。
私は、その先生から、英語は、スピーキングだけでなく、リスニングやその他のスキルも総合的に必要だと知りました。